ASウオタニ ハイパーコイル

取り付けですが、ノーマル位置に取り付けるには、ステーを自作する必要が有ります。

それ以外は、取り説に従って取り付ければ、難しい事はありません。

ノーマルより、二周り位大きく、エンジンとあまりクリアランスが無い為、熱による影響が少々心配です。

で、効果の程ですが、アイドリングが前より安定しているような気がします。(あくまで、気がする・・)

あと、トルクが結構太くなりました。(これは、体感できました。)今までは、プラグにカーボンの付着が結構ありましたが、

プラグにカーボンが殆ど付着していません。結構点火力アップしていると思われます。

プラグコードはNGKの奴ですが、この手のコードはホームセンターで買うことをお勧めします。

バイク用品店より1000円安く買えました。

エンジン始動性はあんまり、変わらなかったです。

点火系のパーツってのは、良くなった気がする・・って感じなので、数値的に分かれば良いんですけどね。

0−400計測が出来るメーターでも買えば良いのかも。

 

ヨシムラ ST1ハイカム

ヘッドカーバーを外した所

左 ヨシムラ 右 ノーマル

ハイカムに交換しました。取り付けは事体は簡単ですが、マイクロメータ・シクネスゲージ・トルクレンチ等の計測機器と

インナーシムやガスケット等カム意外にも失費がかさみます。

バルブタイミングが一番大事ですが、ダイアルゲージと全円分度器は無い為、今回はサービスマニュアルに従って取り付けました。

バルブクリアランスがヨシムラ指定に0.18〜0.2に入っていなかった為、シム交換で数日待ちましたが、

無事交換も済んでクリアランス0.2で合わせました。

シクネスゲージの感覚がイマイチ良く分からないので微妙ですが・・・

緊張しながらエンジン始動!

おぉ!!ちゃんとアイドリングしてる、ちょっと感動。ノーマルより若干タペット音が大きくなったけど問題なさそうです。

ヨシムラの指定では、200kmまでは、5000回転 300Kmまでは6000回転までに抑えなくてはなりません。

100k程乗った感想としては、アイドリングは安定して3000rpmまではノーマルとそんなに変わらないようです。

4000rmpから5000rpmにかけて、ノーマルよりパワーの盛り上がりが、大きくなっています

排気音は、大分歯切れが良い音に変わって 排圧も高くなっています。

特に扱い難いカムでは、無いようで、取り付け前は少々心配しましたが、街乗りも問題有りません。

あとは、慣らし終了後の高回転がどう変わっているか楽しみです。

その後

慣らしも無事終了し、全開にしてみました。

5000rpmからパワーが盛り上がってきて、6000rpmから10500rpmまで、一気に吹け上がります。

5000rpmまでは、トルクが細くなっているようなので、中・高回転側のパワーが、よけいに凄く感じられます。

今までの感じでアクセルを開けていると勝手に上まで、回っていってしまう感じでしょうか。

おもしろいエンジンになりました。

只キャブのセッテイングがノーマルカムよりかなりシビヤになったようです。

ノーマル時は、こんなもんかって程度に合わせても、そこそこ走りましたが、ハイカムだとセッテイングの違いが

はっきり分かるようになり、決まってないとちゃんと走りません。(気持ちよく回らない)

今回は、セッテイング出すのに5〜6回キャブはずして、やっと満足できるレベルになりました。

あとは、マフラーの抜けが今一のようです。とりあえず、エキパイ変えると多分もっと良い結果がでると思います。

 

内圧コントロールバルブの取り付け

数年前から雑誌で読んで、内圧コントロールバルブの存在は知っていて、エンジンのフィーリングが大夫良くなりそうですが、

NAG製のものしか見当たらず値段も只のワンウェイバルブと考えるとかなり高め・・・

投資に見合った効果が無かったらショックなので手が出せませんでした。

後にKTMの「BACK-PRESSURE VALVE CPL」ってのが使える事が分りましたが、近所にKTM扱ってるお店も無いし

ネットで買えそうな処も私の検索スキルでは見つからす・・・(^_^;)しかし、先日やっと入手する事が出来ました。

部品代は¥3990でした。ちなみにホースの取り付け口は14パイなので、Dトラのブリザーパイプにはぴったりです。

手を入れる空間が無いので、キャブを外してから取り付けた方が効率が良いです。

バルブには方向があるので、それさえ間違わなければ特に取り付けは難しい事は有りません。

効果の程ですが、初日に街中を車の流れに乗って走った処、うーむあんまり効果無い感じ・・・

エンジンブレーキが若干減ったような気もしますが、フラシーボ効果レベルでなんだかな〜って感じ、期待していたので

ちょっとショックでした。

しかし、翌日の早朝いつもの峠に行ってみて、びっくり。やっぱ効果あります。これ!

街乗りレベルだとエンジンあんまり回し続けないから感じにくいけど、7000から10000位を多用した走りだと、

明らかにエンジンブレーキが減っているのが分ります。

特に良く分かったが登りのS字カーブ。私の屁たれな乗り方だと最初のカーブ抜ける時、大体9000から10000位でアクセル閉じて

次のカーブに向かう事が多いので、エンブレで結構スピードが落ちてギクシャクした走りになるのですが、今日は、妙にカーブからカーブのつなぎの部分が

スムーズに走れるしシフトアップが気持ちよく決まります。8000〜の振動も結構減っている。

逆に下りはエンブレ効かなくなったので、大夫調子が狂います。何時もの感覚でカーブの入り口でアクセル戻すとスピードが落ちずおっととって感じ

エンブレに頼った減速でなくブレーキでしっかり減速しないと駄目です。

4000円の投資金額って考えると、お勧め!

内圧コントロールバルブで検索すると、車の部品流用している人とか、中には、自作している人とかいるので、気になる方はお試し下さい。

難点を上げるとすると、まめに手入れしないと、バルブが詰まって、圧力で、パッキン類を痛める可能性が高い処でしょうか。

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